スモールビジネスという生き残り方

コラム

スモールビジネスとは?

忙しすぎず、必要なお金をしっかり稼ぐ。
そんな「ちょうどいい働き方」を実現する手段のひとつが、スモールビジネスです。

▽ スモールビジネスの特徴

  • 大きな設備投資をせず、小さく始められる
  • 売上規模は、1億円未満が中心
  • 実際、日本には約400万社の事業者があり、その7割が売上1億円以下とも言われています

こうしたスモールビジネスの多くは、急成長を目指すのではなく、「利益の安定」を目標に、地道にコツコツと続けていくスタイルが多いです。


▽ “大きくしない”という選択

  • 無理に事業を拡大せず、自分の得意なこと・やりたいことに集中
  • 大企業が手を出さないニッチな市場(市場規模が小さい、手間がかかる、個別対応が必要など)にフォーカス
  • お客さまを絞って、価格競争に巻き込まれず、利益率自分の時給にこだわる

また、

「最初は時給0円でも続けられるくらい、好きなこと」
であれば、長く続けやすいです。
とはいえ、“好き”や“得意”であってもお金にならないものは、趣味や社会貢献でやるのが良いという線引きも必要です。


▽ 借入とのつき合い方

借入についてのスタンスは人それぞれですが、私自身は以下のように考えています:

  • 手元資金が厚ければ、打てる手は増える
  • でも「借りられるだけ借りる」という発想は、スモールビジネス向きではない
  • 借入よりもまず避けたいのは、資金が尽きてしまうこと

私の結論としては、
創業時やコロナのような特別な時期を除けば、借入は最低限でいいと思っています。
目安としては、月商の3ヶ月分くらい

また、借入は言い換えれば「将来の利益の先取り」。
だからこそ、「お金があるから使ってしまう」という状態にならないように、無駄遣いしないことも大切です。


🍀おわりに

スモールビジネスには、派手さはありませんが、しなやかに生き残っていける強さがあります。
自分らしいスタイルで、必要な人に価値を届けながら、じっくり育てていく。
そんな生き方・働き方が、これからもっと広がっていくといいなと思っています。